FTM-6000 シリーズは、144/430MHz デュアルバンド対応の FM モービルトランシーバーで、108MHz から999.995MHzまでを連続でカバーする広帯域受信の回路構成、独自の放熱システムによる安定した送信高出力や3Wの高音質/大音量など、ベーシックモデルでありながら高い基本性能を備え高品位のアマチュア無線通信を楽しむことができます。
使用頻度の高い機能や設定は、『F』キーの長押しでファンクションリストに登録することができ、登録後は『F』キーを押してダイヤルで機能を選ぶだけの簡単操作。その中で最もよく使用する機能は、専用の 『F1』キーの長押しで割り当てることができワンタッチ操作で機能を実行することができます。 『F』キーの長押しと 『BACK』キー長押しの組み合わせで容易に割当ての変更を行うことができます。
このように、優先する機能の出し入れを簡単操作でできる 「E2O-III」は、用途に応じた素早い機能選択が可能で、ストレスのない新しい操作感覚を実現します。
更に、PMG機能やMAG機能、VFOバンドスキップ機能など、最新機能を満載しており快適な通信をサポートします。
プライマリーメモリーグループ(PMG:Primary Memory Group)機能は、専用の 『PMG』キーを長押しして、VFO、メモリーチャンネルに関係なく表示周波数を簡単に登録することができます。 頻繁に使用する周波数を登録しておけば、『PMG』キーのワンタッチ操作で登録された周波数が表示され、ダイヤルを回して希望チャンネルを素早く選択して交信を開始することができます。
メモリーオートグルーピング(MAG:Memory Auto Grouping)機能は、メモリーしたチャンネルを自動でバンドごとにグループ化して呼び出すことができる機能で、メモリーチャンネル運用中に『BAND』キーを押すと順番(ALL→AIR→VHF→UHF→OTHER)にバンドが切り替わり、選択したバンドのメモリーチャンネルだけを呼び出すのでダイヤルを回して素早くチューニングすることができます。
また、VFOのバンド選択において使用しないバンドをスキップできる VFO バンドスキップ機能を使えば、使用するバンドの周波数だけを表示しますのでワイドバンドカバレージでありながらもスムーズなVFOモード運用ができます。VFOでスキップしたバンドの周波数でもメモリーチャンネルに登録した周波数はメモリーモードで呼び出すことができるので、使い分けることで更に快適な運用が可能になります。
この他にも、手元で主要操作や機能選択ができるDTMF付多機能マイクを標準付属、操作部を外してダッシュボード等に設置するフロントパネルのセパレート運用の対応、Bluetooth®ヘッドセットを使ったワイヤレス通信(※)に対応するなど、快適なアマチュア無線のモービルオペレーションを楽しむことができます。
(※)ブルートゥースを使用するには、オプションのブルートゥースユニット(BU-4)およびブルートゥースヘッドセット
(SSM−BT10または市販品)が必要です。
・送信周波数範囲:144〜146MHz、430〜440MHz
・受信周波数範囲:108〜137MHz(Air Band)、137〜174MHz(144MHz HAM / VHF Band)、174〜400MHz、400〜480MHz(430MHz HAM / UHF Band)、480〜999.995MHz
・受信方式:ダブルコンバージョンスーパーヘテロダイン方式
・電波型式:F2D、F3E
・送信出力:FTM-6000S:20W/10W/1W
・外形寸法(W×H×D):本体139×42×132mm(突起物、ファンを除く)、コントローラ140×40.5×35mm(突起物を除く)
・重量:約1.1kg(本体、コントローラ、コントロールケーブル)
店舗販売もしている為、売り切れの場合もあります。複数個数ご注文の方、期日配達御希望の方、及びお急ぎの方は、在庫確認をお願致します。